健康管理暮らし

【実機レビュー】Amazfit GTR4を1年間使って分かったメリット・デメリット|後継モデル「Balance」も紹介!

Amazfit GTR4を1年間使って分かったメリット・デメリット

こんにちは。ちびやまです。

日々の暮らしの中で、健康管理に欠かせなくなってきているスマートウォッチ。
私自身、運動のサポートや睡眠の質向上のために昨年からAmazfit GTR4を使用しています。

本記事では、2024年夏から1年間使い続けたGTR4のリアルなレビューをご紹介します。

Amazfit GTR4ですが、2022年に販売されたモデルのため、2025年8月現在では在庫切れや販売終了となっているケースが多く、入手困難な状態となっております。

現在ではAmazfit GTRシリーズの後継モデルとしてBalanceシリーズがあります。
こちらのモデルとの比較も交えてご紹介します。

Amazfit GTR4とは?基本スペックと特徴

Amazfit GTR4は、Zepp Healthが展開するスマートウォッチで、デザイン性と機能性のバランスに優れたモデルです。
丸型ディスプレイに高級感のあるベゼルを採用し、日常からスポーツまで幅広く対応できます。

基本スペック表

項目内容
製品名Amazfit GTR 4
カラースーパースピードブラック、ブラウンレザー
サイズ46 x 46 x 10.6 mm(心拍ベースを除く)
重量60g(ストラップあり)
ボディ素材アルミ合金製ミドルフレーム + 高光沢塗装PCボトムシェル
防水グレード5ATM(水深50m防水)
ディスプレイ(サイズ/素材/解像度)1.43インチ / AMOLED / 466×466
バンド素材フッ素ゴム/レザー
バッテリー持続時間最大14日間
GPSデュアルバンド&6衛星測位
スポーツモード100種類以上
健康管理機能心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス等
対応デバイスAndroid 7.0 以上、iOS 12.0 以上

私はこのGTR4を2024年夏から丸1年間、毎日使ってきました。
その経験から、リアルなメリット・デメリットを紹介します。

1年間使って感じたメリット

バッテリー持ちが驚くほど長い

通知ON、心拍常時計測ONでも1週間以上は余裕で使用可能です。
省電力設定をすれば最大14日ほど充電なしで使えます。
毎日充電が必要なApple Watchなどに比べ、大きな魅力の一つです。

GPS精度が高くランニング記録に最適

趣味のランニングで使っていますが、位置ズレがほとんどありません
普段、田舎道や山道を走っていますが、正確に記録してくれます。
デュアルバンドGPSは軌跡のブレが少なく、距離やペースが正確です。

デザインが日常ファッションに馴染む

丸型フェイスと高級感のあるベゼルで、スーツにもカジュアルファッションにも似合います
“ガジェット感”が控えめで、日常使いしやすいです。

健康管理機能が豊富

睡眠、心拍、血中酸素、ストレスまで総合的に記録できます。
睡眠計測は深い眠り・浅い眠り・レム睡眠まで分類し、生活改善に役立ちます。

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1年間使って感じたデメリット

iPhone連携で通知に制限あり

iPhoneでは通知は届きますが、返信などの操作はできません
これはAppleの仕様による制限の様です。

睡眠中の装着感が少し気になる

軽量とはいえ、本体サイズも大きめのため睡眠中に違和感を感じることがあります。
装着感については慣れが必要になるかと思います。
また、柔らかいバンドに交換することで多少の違和感改善になるかと思います。

アプリUIや翻訳の精度に改善の余地

Zeppアプリは機能が多く、最初は迷うかもしれません。
翻訳もやや不自然な部分がありますが、慣れれば問題ありません。

Amazfit GTR4はこんな人におすすめ

  • ランニングやウォーキングを日課にしている人
  • 長時間バッテリーを求める人
  • スーツにも合うスマートウォッチが欲しい人
  • 健康管理を手軽に始めたい人

私が数あるスマートウォッチの中からAmazfit GTR4を選んだ大きな理由のひとつは、シーンを選ばずマルチに使える万能さです。

ランニングやウォーキングといった運動時はもちろん、在宅ワーク中の健康管理や日常生活の通知受け取り、さらには睡眠の質を振り返るといった使い方まで、これ一台で完結できます。

また、ファッションにおいてもスーツからカジュアルまで多くの服装に合わせやすい所もお気に入りのポイントです。

Apple Watchのようなハイエンド感はないものの、スポーツ寄りに偏らず日常ユースにも自然に馴染む「ちょうどいいバランス」が、GTR4を選んで良かったと感じるポイントです。

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Balanceシリーズの特徴と選ぶポイント

Amazfit Balance

Amazfit Balance は、GTR4の設計思想を踏襲しつつ、“薄型デザイン”、“AIアシスト”、“Body Composition測定”などをプラスしたモデルです。
特に「生活と健康のバランス」を意識したい方に向いています 。

Amazfit Balance 2

Amazfit Balance 2 はさらに進化し、長寿命バッテリー(最大21日)、高防水性能(10ATM)、170以上のスポーツモード、ゴルフやフリーダイビングモード、AIによる回復分析(BioCharge Score)などを備えています。特にアクティブなライフスタイルを求めている方に最適です。

GTR4とBalanceシリーズの比較表

項目Amazfit GTR 4Amazfit Balance(初代)Amazfit Balance 2
製品名Amazfit GTR 4Amazfit BalanceAmazfit Balance 2
カラースーパースピードブラック、ブラウンレザーサンセットグレー/ミッドナイトブラック
サイズ46 x 46 x 10.6 mm(心拍ベースを除く)46x46x10.6mm(心拍ベース除く)47.4×47.4×12.3mm(心拍ベース除く)
重量約34 g (本体)約35 g (本体)約43 g(本体)
ボディ素材アルミ合金製ミドルフレーム + 高光沢塗装PCボトムシェルアルミニウム合金製ミドルフレーム、繊維強化ポリマー製ボトムシェルフレーム:アルミニウム合金、ケース:繊維強化樹脂
防水グレード5 ATM5 ATM10 ATM(スイム/ダイブ対応)
ディスプレイ(サイズ/素材/解像度)1.43インチ / AMOLED / 466×4661.5インチ / AMOLED / 480×4801.5インチ / HD AMOLED / 480×480
バンド素材フッ素ゴム/レザーリキッドシリコン/ナイロンシリコン
バッテリー持続時間最大14日間最大14日間最大約21日
GPSデュアルバンド&6衛星測位デュアルバンド&6衛星測位デュアルバンド&6衛星測位
スポーツモード150種類以上150種類以上170種類以上(HYROX/ゴルフ/ダイビングなど)
健康管理機能心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス等心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス等
+体組成測定/Readinessスコア
心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス等
+BioCharge/Recoveryスコア、HRV高度解析
対応デバイスAndroid 7.0 以上、iOS 12.0 以上Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上Android7.0以上、iOS15.0以上

Balance/Balance 2が向いている人

  • 最新のAI機能やBody Composition分析に興味がある
  • より長期間バッテリーを保ちたい(特にBalance 2)
  • ゴルフやダイビングなど特化モードが欲しい
  • 防水性能を重視するアクティブユーザー

まとめ

Amazfit GTR4は、長時間バッテリー・高精度GPS・デザイン性の3拍子揃ったスマートウォッチです。
iPhone連携の制限やアプリUIの改善余地はありますが、1年間使っても満足度は非常に高いと感じます。

ランニングや健康管理を生活に取り入れたい方、ファッションを楽しみたい方には、自信を持っておすすめできます。

また、Balanceシリーズはその思想を進化させた新世代モデルです。
用途や必要な機能に応じて、GTR4かBalance(またはBalance 2)を選ぶとよいでしょう。