こんにちは。ちびやまです。
私は30年以上、山に囲まれた小さな町で家族と一緒に田舎暮らしを続けています。
最近、「田舎に住んでみたい」「自然に囲まれた暮らしに憧れる」という声を多く耳にするようになりました。
その一方で、「田舎暮らしは不便そう」「実際に住んだら後悔するのでは?」といった不安の声も聞こえてきます。
この記事では、田舎暮らしのメリット・デメリットを私の実体験を交えてご紹介します。
さらに、田舎暮らしに向いている人・向いていない人の特徴や、失敗しないためのポイントも解説しています。
これから移住や地方暮らしを検討している方の参考になれば幸いです。
田舎暮らしのメリットとは?

- 自然に囲まれた静かな暮らしができる
田舎では、朝は鳥のさえずり、夜は満天の星空という、自然の音と風景に癒される生活ができます。
子どもたちは川遊びや虫取り、雪遊びなど、四季を肌で感じながらのびのびと過ごせます。 - 生活コストが安くなる
都会に比べて、家賃や土地の価格が安いため、広い家や庭付きの一軒家に手頃な価格で住めるのが魅力です。
「空き家バンク」などを活用すれば、格安で家を手に入れることも可能です。 - 自給自足に近い生活ができる
畑で野菜を育てたり、裏山で山菜やキノコを採ったりすることで、食費の節約と食の安心が得られます。
新鮮な野菜で作る料理は、シンプルでも贅沢な一品になります。 - 地域の人とのつながりが温かい
困ったときに助け合える、昔ながらの人間関係が残っているのも田舎の魅力です。
雪かきや行事の準備なども、近所の方と協力しながら行います。 - 子育てにやさしい環境
保育園や小学校は少人数制で、先生の目が行き届きやすいです。
また、地域全体で子どもを見守る雰囲気があり、安心して子育てできます。
田舎暮らしのデメリットとは?
- 買い物や医療が不便
スーパーやコンビニ、病院などが近くになく、車が必須の生活になります。
特に高齢者や子育て世代にとっては、医療アクセスの不便さが課題です。 - 仕事の選択肢が少ない
地域にある仕事は限られており、農業・建設・介護などが中心です。
リモートワークが可能な人であれば問題ありませんが、就職や転職に不安を感じる人も多いのが現実です。 - 地域の人間関係が濃い
良くも悪くも「顔が見える関係」であるため、プライバシーを保ちにくい側面があります。
また、地域行事や自治会活動などに積極的に関わる必要があることも多いです。 - 自然環境の厳しさ
冬の雪かきや夏の草刈り、獣害など、自然と共存する覚悟が求められます。
台風や土砂災害など、天候によって生活が左右されることもあります。 - 教育や情報の選択肢が限られる
田舎では塾や習い事の数が少なく、子どもの進学や学習の選択肢に制限が出ることもあります。
また、最新のサービスや流行に触れづらいという面もあります。
田舎暮らしに向いている人・向いていない人の特徴
向いている人:
- 自然の中での生活が好き
- 地域の人との交流を楽しめる
- 自分で工夫して生活を楽しめる
- 移動に車を使うことに抵抗がない
向いていない人:
- 都会の便利さを手放せない
- 人付き合いが苦手
- 教育やキャリアを重視したい
- 急な変化や不自由にストレスを感じやすい
実際に住んで感じていること

子供の頃はよく自然と触れ合って遊んでいて、のびのびと生活が遅れていた記憶があります。
現在大人になってからは地域の行事などで忙しい毎日です。
ですが、季節ごとの行事や作業を通じて、自然と共に生きている実感が得られるのは田舎暮らしならではです。
都会では味わえない生活を味わいたい、子供をたくましく育てたいという方にはあっているかと思います。
私自身、自然が好きなため休日はよく緑に囲まれた公園などに行き子供たちと楽しく生活をしています。
田舎暮らしで後悔しないために大切なこと
- 移住前に体験移住やお試し滞在をしてみる
- 空き家の状態やネット・インフラ環境を事前に確認する
- 地域の人との関係は無理なく少しずつ築く
- 完璧を目指さず、柔軟に適応する姿勢が大切
まとめ:田舎暮らしは「自分に合うかどうか」が重要です
田舎暮らしには、自然の中でのびのび暮らせるメリットがある一方で、
不便さや人間関係の濃さといったデメリットも存在します。
大切なのは、「自分たち家族がどんな暮らしをしたいか」をしっかり考えることです。
メリットとデメリットを天秤にかけて、無理のない田舎暮らしを選ぶことが、後悔しないコツです。
