キッチンブログ

甘味抜群!雪下白菜

こんにちは。ちびやまです。

家では、じじ、ばばが冬の初めに畑で収穫した白菜を雪の中に埋めて雪下白菜を作っています。
野菜が高騰している今、とてもありがたい存在です。
雪もとけてきたので掘り出して食べることになりました。

雪下白菜とは?

雪下白菜は、雪の下で育てられたり、雪の中に埋めて保存された白菜のことです。
冬の寒さによって白菜のでんぷんが糖にかわり、通常の白菜よりも甘味が強く、柔らかくなるのが特徴です。

雪下で保存した白菜はとっても甘くておいしい白菜になります。
ただ、今回は田舎あるあるなことが起こってしまいました・・・

なんと、いただきものでもう1玉雪下白菜をもらってしまったのです。

野菜を大量にいただけるのは田舎あるあるなんです。
野菜を沢山いただけることはありがたい!・・・のですが、家の雪下白菜とあわせて2玉の白菜をこども2人、大人2人で食べきるには工夫が必要です。

雪下白菜の保存方法(大量の場合)

丸ごと保存する場合

新聞紙で包んで、風通しの良い冷暗所(0~5℃)で立てて保存。
これで1~2ヶ月ほど持ちます。
霜に当たらない場所がベスト。

カットして保存する場合

ラップで包んで冷蔵庫(野菜室)へ。
断面にラップを密着させることで乾燥を防止できます。
1週間ほどで食べきるのがおすすめ。

冷凍保存(使い切れないときにおすすめ)

ざく切りにして軽く下茹で ⇒ 粗熱を取って冷凍。
使う時は凍ったままスープや炒め物に入れればOK!

今回は1玉を冷凍保存、もう1玉を料理しました。

おすすめレシピ

雪下白菜と豚肩ロースの重ね鍋(3~4人分)

材料

雪下白菜:1/2玉(小さめなら1玉)
豚肩ロース肉(薄切り):300~400g ※豚バラでもおいしいです♪

★水:200~300ml
★酒:大さじ2
★塩:大さじ1
★小ねぎ1/2束 ※個人的には多めがおすすめです!

ポン酢 or ごまだれ:お好みで

作り方

  1. 白菜を1枚ずつはがし、豚バラ肉と交互に重ねていく。
    白菜 ⇒ 豚バラ ⇒ 白菜・・・を繰り返し、5~6層にする。
  2. 重ねたら5~6cm幅にカットして、鍋に立てて並べる。
    ⇒すき間が空いても大丈夫。加熱で白菜がしんなりして埋まります。
  3. ★の調味料を全体にまわしかける。
  4. フタをして中火にかけ、10~15分ほど蒸し煮にする。
    ⇒白菜がくたっとして豚肉に火が通ればOK!
  5. 小ねぎをバサッとかけて、お好みでポン酢やごまだれでいただく。
    ⇒薬味にゆず、七味なども◎

ポイント
雪下白菜は甘みが強いので、味付けは控えめが◎
鍋の締めはうどんや雑炊にすると、出汁まで無駄なく楽しめます!

とろける白菜と豚の旨みが最高の一品なので、ぜひたっぷり作ってみてください!